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実際の魚を冷凍して型撮りした原型を配置し、3Dスキャンをします。 光を当てその跳ね返りをカメラで取得し、カメラに映った範囲の表面に対して大量の三次元座標(点群)を取得することで形状をパソコン内に取り込みます。
カメラに映る範囲のスキャンが完了したら下の台座を30度回転させて映る範囲を変え、再度スキャンします。 これを360度終わるまで(6回)行い、ひっくり返してもう一度同じ作業を行ってすべての形状をパソコン内に取り込んでいきます。
上下面をソフトウェアの中で合成して完了です。 現実にあるものと寸分違わない形状がパソコン内に取りこまれました。 データ化したことで体積や表面積ノギスで測れない部分の数値化が容易になり、さらに拡大、縮小、ミラー、オフセット、自由変形等、フィジカルモデルでは時間のかかる形状の修正を短時間で行う事が可能です。 アーカイブしたデータを利用してアレンジも容易に行えます。
この後の工程は、Vol.02 有限会社伊藤彫刻所のデジタルデジタルモノづくり へ続きます。
2019.08.22
2019.08.15
2019.08.8
2019.08.1